特定健診と特定保健指導 3分でポイント理解 の記事一覧
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特定健診、その内容について。
特定健診においては、これまでの検査項目に加え、新たに「腹囲測定」が追加されました。
近年の研究によれば、高血圧や高血糖につながる「悪玉の生理活性物質」が、内臓脂肪から大量に分泌されていることがわかっています。
よって特定健診においては、まず腹囲測定を行い、内臓脂肪の多い人を先にあぶりだすというやり方をとっているのです。
(内臓脂肪については、姉妹サイト「内臓脂肪 減らすための知識と対策 これだけ」をあわせてご覧ください。)
ちなみに、男女とも腹囲が「82センチ程度」になると、血圧・血糖値・脂質のいずれかに数値の異常が出やすくなる傾向があるそうですので、おぼえておきましょうね。
さて、特定健診の検査項目は、以下のとおりです。
【必須項目】
○質問票(服薬暦・喫煙暦など)
○身体計測(身長・体重・BMI・腹囲)
○理学的検査(身体診察)
○血圧測定
○血液検査
・脂質検査(中性脂肪/HDLコレステロール/LDLコレステロール)
・血糖検査(空腹時血糖またはHbA1C)
・肝機能検査(GOT/GPT/γ-GTP)
○検尿(尿糖・尿蛋白
【詳細な健診の項目】
以下の三つについては、一定の基準のもとで、医師が必要と認めた場合に詳細な検査として実施されます。
○心電図検査
○眼底検査
○貧血検査(赤血球数/血色素量/ヘマトクリット値)
特定健診の実施後、腹囲やBMI(体格指数)が「基準以上になっているかどうか」で、内臓脂肪の蓄積具合について、いわば"リスクの測定"を行います。
この「基準」ですが、以下のとおりです:
・腹囲測定において、男性85cm以上/女性90cm以上
・腹囲測定において、男性85cm未満/女性90cm未満で、BMI25以上
※BMI(体格指数)=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)
ちなみに、腹囲(ウエストのサイズ)のはかり方ですが、リラックスした状態で、「おへその位置」で、メジャーを水平に回します。
腹回りに脂肪がつきすぎておへそが下を向いてしまい、その位置がよくわからない方は、「肋骨の一番下」と「骨盤の一番上」を結ぶタテ線のちょうどまん中あたりに、メジャーを水平に回してはかります。
腹囲が男性85cm以上/女性90cm以上あると、腹部断面の内臓脂肪面積がメタボリックシンドロームの判定基準となる100平方cm、と推定されることになります。
【2010年2月9日追記】
このうち女性の腹囲の診断基準は、現在の「90cm以上」から「80cm以上」へと、先々変更される可能性が高そうです。女性の皆さんは、ますます頑張らなくてはなりませんね。
女性メタボ基準は腹囲80センチ より厳しく、厚労省 (47NEWS)
上記の「検査結果」および「質問票」の項目に照らして、血糖・血中脂質・血圧そして喫煙暦の有無の4つから成る「追加リスク」に該当するかどうかが、チェックされます。
4項目それぞれに設定された基準値を超えて、この「追加リスク」に該当した場合は、その該当した「追加リスク」の数に応じて「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」と名づけられた3段階で用意される、「特定保健指導」を受けなければなりません。
4項目の基準数値の詳細は省きますが、基本的な選定方法は以下のとおりです:
(1)血糖......... 空腹時の血糖が、基準数値以上か?
(2)血中脂質... 中性脂肪が、基準数値以上か?
または、HDL(善玉)コレステロールが基準数値未満か?
(3)血圧.........最高血圧または最低血圧が、基準数値以上か?
(4)喫煙暦の有無
たとえば、「追加リスク」の数がゼロだった場合は、これはまだ必要な「情報提供」を行うレベルでOKだな、と判定されるわけです。
その一方で、「追加リスク」の数が3つ以上該当してしまった場合は、この人はメタボになるリスクはかなり高いぞ...と判断され、「積極的支援」と呼ばれる、力の入ったサポート&フォローが待っていることになります。
次の特定保健指導、その内容について。では、「特定保健指導」の中身をチェックします。
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